本。

2003年10月9日 エッセイ
今日はちょっと脱線して、本の話でもすることにする。なお、まず、言っておくと、ここでの「本」の定義は小説や評論などの文章主体のものを指すことにする。漫画は、本とは別物と考えているので。

俺は、基本的に何事においてもジャンルを問わず手を出すことが多い。
とりあえず、何かしら興味を持ったものに関しては、ほとんど手を出しているかもしれない。

例えば、音楽は、J-POP、洋楽も聴くし、クラシックやオペラのCDやDVDも何枚か持っている。それに加えて、インディーズ(最近はアメリカにいる都合上わからなくなってきているが)や、あまり一般人(ここでは、マニア、所謂オタクとの対象としての一般人)にはなじみのない、声優や、アニメのサントラなんかも聴く。
スポーツは、今までに、野球、剣道、水泳、テニス、ゴルフなどなど。
まあ、この辺については、また後日機会があったら語ることにして、本の話に戻ろう。

本も、上記同様にいろいろなジャンルを読む。
大衆小説、ノンフィクション、エッセイ、実用書などなど。専攻の関係で、経済書もよく読んでいる。更には、一般人の方は読むどころか、毛嫌いすらしている感のある、富士見ファンタジア文庫、とか電撃文庫等に代表される、所謂、「表紙が2Dの女の子(いい表現が見つからなかった)」みたいな本とかも読んでいる。

例として、今、手元に持ってきている本名と出版社を挙げてみると・・・
・常識問題ワンランクアップ(日経人材情報)
・ウェルチ 勝者の哲学(PHP文庫)
・イリヤの空 UFOの夏(電撃文庫)
・I am Sam(竹書房)
・よくわかる経済と経済理論(学陽書房)
・TOEICテストスーパートレーニング(研究社)
・財務会計入門(有斐閣アルマ)
・フルメタルパニックシリーズ(富士見ファンタジア文庫)
と言うように、ジャンルはバラバラである。

さて、今日いきなり本の事なんて書こうと思ったのは、二冊の本(二冊で完結)を読み終わったからなのだが、久々に面白かったので紹介も兼ねて書くことにした。

んで、その本のタイトルなんだが、

「銀盤カレイドスコープ」(著:海原 零 画:鈴平 ひろ 集英社スーパーダッシュ文庫)
参照:http://dash.shueisha.co.jp/-ginban/

ぶっちゃけ、一般人の方は普通は手にしないような本ですね。てか、だめな人は、表紙を見ただけで読む気をなくすそうです。(俺の友達のことですが。)

ちょっと話は逸れますけど、何事に於いても、ある一つの価値観においてすべてを判断するのって、もったいないと思うんですよね、俺は。この場合、例えば、「クラシックは上品、ロックは下品」だとか、「文学小説は素晴らしいけど、マニア向けのファンタジー小説(今回お薦めしたようなもの)はだめ」だとか、そんな感じですかね。
まあ、価値観は人それぞれですから、俺が言ったところで変わるものでもないのでしょうが。

さて、本題にもどりますが、この本の題材は、「フィギュアスケート」です。ほとんどの方は、4年に一度の冬季オリンピックで見るくらいだと思います。俺もぜんぜん詳しくありません。トピックとしては、かなり稀というか、俺はフィギュアスケートを題材にした小説をこれ以外には知りません。

まあ、むしろ重要なのは、登場人物の心情描写や、会話のテンポ、言い回しの巧妙さ、ってとこでしょうか。実際、俺は、本か映画の感想を書くのは、非常に苦手なので、レビューとかは書けないのですが、まあ、単純にいえば読んでいて、面白かったわけです。

↑てか、全然紹介になってない・・・

とにかく、俺的には久々のヒット作品なので、興味を持った方は、まず第一巻だけでも読んでみることをお薦めします。
サイトは、こちら↓
http://dash.shueisha.co.jp/-ginban/

あと、一応言っておくと、俺は、オタクではありません。一般人でもありませんがw

他のお薦め作品(ちょっと古いのが多いです)
・模倣犯(宮部みゆき)
・アメリカ重犯罪刑務所
・マリア様が見てる シリーズ
・ザ・ゴール (経済学に興味のある方)
・The Giver (日本語名はわからないです)

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