前の日記でも書いたように、あと、1ヶ月もすると、俺は日本に帰るわけで。
まあ、俺は、身体的諸事情で夏にも帰っているので、半年ぶりなんですが。

この前、日本の後輩と久々にチャットをしたら、もう受験も追い込みの時期に入ったそうで大変そうでした。

で、ふと2年前がなつかしいなぁ・・・とか思ったり。
俺は、一応日本の大学も受験した人なのですが、日本の第一志望には落ちたのですよ。
実際、こっちに来るとき、少しだけ悩んだんですよね。浪人か、仮面浪人か、それとも留学か。

第一志望に落ちたら、留学する事に決めてはいたはずなんですが、やっぱり悩みました。大学は、「ある種」その先の人生を決定づけてしまうので。

結局、留学を選んで、今、ここに居るわけですが、たまに、ふと思うときがあります。

『浪人してたら、どうなっていただろうか?』
『日本の大学に行っていたらどうなっていただろうか?』

たられば、の話はあまり好きではないのですが、独りになったとき、ふと頭に思い浮かぶことがあるのです。

人間の人生には、無数の可能性がある。
しかし、なにかひとつを選んだその瞬間、他の可能性は消えてなくなる。

ここにきて、いろんな経験をした。
いろいろな人と出会った。
その一方で、
浪人したらしたであろう、経験をせず、
浪人したら出会ったであろう人とは出会わなかった。

どちらが良いのかなんて、誰にもわかりません。時間を戻すことなんて出来ないのだから。

あの時の、2年前の自分が、下した決断を、信じて今を精一杯生きる。
これが、今、俺が出来ることなのでしょう。

「後悔」

過去を悔やむことだけはしたくないから。
だから、じぶんが、今、できる最善を尽くす。
未来が、幸せに彩られた世界であることを願って。

そして、今、俺は、ここに、いる。

コメント